今回は身体の仕組みに沿った、食べ物についてお伝えします。
①皮膚、髪は「弱酸性」
②体内は「弱アルカリ」
このような視点で「食べ物」見てみるきっかけになればと思います。
身体の仕組みとして
食べ物を口から入れ➡胃で消化し➡腸から吸収し➡必要な栄養は血液を通じて各細胞へと送られ➡不必要な栄養は肝臓・腎臓で濾過され➡排泄されます
例えば、スイカの種を飲み込んでしまっても、消化、吸収されずそのまま、排泄されることを経験された方もいらっしゃると思います。
昨今の食べ物は「消化・吸収」しやすい物が多く見受けられます。
くちどけの良い食べ物や、時短で補う飲み物、ゼリーに成分を混ぜたものなど・・・
そこで今回は消化・吸収・排泄「本来の身体の仕組み」を大切にする意識を持って「食べ物」を選ぶきっかけになればと思います。
陰陽の捉え方で、結論からお伝えすると
大きく分けて、陰性・中庸・陽性と3つのパターンがあります。
- 陰性とは外に向かってエネルギーが広がっていく状態です。
- 中庸とは内・外へ向かうエネルギーのバランスが調和された状態で安定します。
- 陽性とは内向きにエネルギーが収縮する状態です。
体の仕組みにとって一番いい状態は「中庸」です。
陰性に偏ると、二の腕がたれたり、贅肉がついたり「体がたるみ」ます。
胃・腸・心臓など「内蔵」は収縮を繰り返し本来の働きを行っていますが、外向きに広がるエネルギー「陰性」になると、収縮が弱くなり「消化・吸収・排泄」の機能が低下します。
陽性に偏ると、筋肉が硬くなり、身体に力がかかり、ゆとりの無い「硬い体」になります。
この場合も内臓が硬くなり、特に「血管・心臓」など栄養を運搬する機能に影響を及ぼします。
■参考食物
陰性の食べ物 / 白砂糖・わさび・お酒・菓子類・ナス・トマト・バナナ・コーヒーなど
中庸の食べ物 / 玄米・白米・大根・白菜・ワカメ・納豆・ゴマ・オリーブ油など
陽性の食べ物 / 塩・マグロ・豚肉・牛肉・醤油・味噌・たくあん・梅干しなど
偏りがないように「食べ物」を見直してみてはいかがですか?
気にかけている方は「旬」+「質の向上」+「調理法」でさらに「理想の体質」に近づけます。
「美」を通じて、より一層、豊かに、美しい人生を歩む人が増えることを願っています。